5.17 オークスになると思いだす、シャダイアイバー
リーゼングロスを半馬身退けて、わずか5戦目でオークス馬になってしまったシャダイアイバー。
デビューは昔の4歳の3月、6着に負けたが次の新馬を勝ち、(当時は新馬戦が2回あったから)
フラワーカップで負けてカーネーションを勝ってオークスに滑り込んだ。
すごい素質馬というわけでもないし、キラ星の血統馬というわけでもないのだが、
この年は有力馬のいない混戦のオークスだったのがさいわいして、勝ってしまった。
1982年、自分が30過ぎのばりばりの馬券好きで銀座の場外が庭だった頃です。
馬券を取ったから好きになったアイバーだけれど、輝いたのがこの1戦だけというのも印象ぶかい。
アイバーは屈腱炎をやってしまい、復帰後2戦は本来の走りができず繁殖に。
今も、シャダイアイバーのブラックタイプを見るとあのオークスを思い出す。
縦縞好きの私にとって、この縦縞は記憶に残る縦縞だった。
当時通った昭和通りの馬券親父の憩いの喫茶室「ルノアール」も、いまはもう、ない。
by finestable
| 2013-05-17 06:12
| 競馬