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7.31 一人のホースマン その2


サラブレッドの年間生産頭数は、2010年度が7,105頭。
さかのぼって、2001年度は8,807頭、2005年度が7,967頭だった。
この10年間の統計でも、20%近く減少している。

スピリットファームの明智場長が、こんな話をしてくれた。

少し前までは、メジロ牧場が生産したメジロアサマやマックイーンにメジロパーマー、
長距離ディスタンスで活躍した個性的な馬がいっぱいいた。
そういう馬を育てていくという競馬界の土壌もあった。
どんどん距離体系が短くなって、すべてにスピードの価値観を求めるようになり、
スケジュールも興業的になり、生産も育成もみんな効率主義になった。
人を感動させるものは個性も必要だと思うのだが・・・
メジロ牧場や、カントリー牧場の閉場はほんとうにさみしい。

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2012年度の社台グループの繁殖名簿を見ると繁殖頭数が3,354頭。
サラブレッドの生産の45%ぐらいは社台グループが占めることになる。
その他、日高地区の牧場に預託されている繁殖牝馬を含めると、どのくらいの数字になるのやら、
ここからは調べようがない。
Only Oneの個性が光る、そういう馬は市場が望んでいないのかもしれません。
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by finestable | 2012-07-31 05:50 | 競馬

7.30 一人のホースマン その1

浦河で30年近く馬に乗っていれば知らない人はいない。だから名前は出せない。
この人と人生の歯車が噛み合ってしまい、不思議な縁が続いている。
奥さんと子ども二人に囲まれて、365日休む間もなく生活の大半を馬と過ごしている。

彼が本音を言ってくれた。

育成場は一人で4~5頭を毎日乗らないと経営上ペイできないんですよ。
そうするとたいがい一人がその馬に乗れる時間は1時間半か、2時間が限度でしょう。
私は、一頭3時間ぐらいかかるんですよ。
馬の筋肉をほぐしていくのに1時間、ダクをふんで時計を出すようにすると自然にそうなります。
1日3頭が限度です。大きな経営は無理なんです。

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それが怪我をさせないための過去の失敗が教えてくれた教訓だそうです。
毎日、朝5時過ぎに厩舎にきて馬の世話をする。
水冷もじっと自分と馬の気持ちを感じながらじっくりとホースで水をかけてあげる。
馬と人の信頼関係がどのくらい作れるか、いつもそれを気にしている馬馬鹿だ。
せめて自分の愛馬は、顔の見える人に世話をして欲しいと願う。
施設や環境だけじゃない、もうひとつ大切なこと「熱意」「情熱」「信念」。
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by finestable | 2012-07-30 06:00 | 競馬

7.29 矢野さん家のぼく


牧場にいくたびに吠えまくられている。名前は知らない。
矢野牧場さんのところの白い番犬です。
可愛いのだがなついてくれない。
「気が小さいから、吠えてばかりいる」と若社長はいうけれど、
吠えているのだから番犬になれる素質はある。

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矢野牧場さんは静内に入植した稲田家の家臣で、若社長で6代目だという。
重機もない時代、山野を切り開いたひとたちはどのくらいの苦労をしてきたのだろう。
真歌の丘に登るたびにそう思う。
矢野の親父さんや女将さん、若社長にスタッフの皆さんお世話になりました。
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by finestable | 2012-07-29 07:50 | 一般

7.28 スポーツの祭典始まる

さあ眠れないぞ、睡眠不足の2週間が始まる。
若さはすばらしいな、みんなメダルを目指してとはっきりとした意志をいう時代になった。
一昔前の、ベストを尽くすとか、がんばるとかあいまいな言葉は使わない。
選手のモチベーションの持ち方が本当にすばらしくなったと思う。

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久しぶりに、土日のメインレースに愛馬が走る。
新馬戦に2頭が出走。土曜日の新潟と、日曜日の札幌1800m。
オリンピック並みに勢揃いした。
参加するだけでなく、将来に展望が見えるとありがたいのだが。
その一方で、勝ち上がれない3歳馬たち。
こんなはずでは・・・と毎年思うことだが。毎年同じことを繰り返している。
ラグジュリアは1年前の新馬戦3着、のどの疾患があり苦しくなるとやめてしまう。
今日が最後の走りとなるだろう?
新潟に行ってくれた人達に応援のほどよろしくとメッセージを添えて。
暑いですから気をつけてください。

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by finestable | 2012-07-28 06:05

7.27 海の恵み


浜中町の名物としての浜からアゼチ岬に向かって100艘ほどの船が
ボートレースのように沖を目指す昆布漁がある。
誰よりもいいポイントへ早い者勝ちで先を急ぐ、
たいがい夫婦で船に乗って漁に出るそうだ。
そうやって取ってきた昆布を庭先に広げ天日に干す。それが朝ご飯前の仕事だ。
霧多布温泉「ゆうゆ」であったおばあさんは80歳。明日は船に乗ると言っていた。
晴天の日でも海が荒れていたら、船は出せない。
岬の先の危険な岩場が昆布の生育する場所なのだ。

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漁に出ない朝、浜中の女性たちは軽トラを運転して浜にきて昆布を拾う。
長昆布、厚葉昆布、猫足昆布などがとれる。
たくましさが微笑ましい日常である。
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by finestable | 2012-07-27 05:52

7.26 ペンション ポーチ

7月、今はエゾカンゾウの黄色い花が湿原をそめています。
瓜田さんのブログからお借りしました。

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霧多布ナショナルトラストセンターに隣接してたたずむペンション ポーチさん。
オーナーご夫妻が経営するアットホームなペンションです。
奥様の料理は地元の食材を使った、アラカルトメニュー。
素朴な中に味の変化が楽しめて、大変おいしかったです。
オーナーの瓜田さんは霧多布湿原ナショナルトラストの専務もかね、
カヌーで湿原を下ったり、今は無人島となったケンボッキ島へのツアーガイドも企画しています。
詳しくは、ペンションポーチで、オーナーのブログもどうぞ。

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部屋の中から見える湿原の風景です。
浜風を背に、湿原が茜色に染まっていきます。
朝、目の前に広がる浜辺の風景。
ケンボッキ島は無人島とは思えないほど大きな島です。
左が、霧多布ナショナルトラストセンター、右がペンションです。

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by finestable | 2012-07-26 07:40 | 風景

7.25 霧多布湿原を守る人たち

大人の休日クラブの会報「ジパング倶楽部7月号」の特集は道東。
最初の見開きページは「浜中町に生きるということ」のタイトルで霧多布湿原でした。
霧多布湿原は3kmにも満たない距離に森と川、湿原、海が凝縮されています。
この景色そのままのグラビアページでした。

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間違えていたのが、丹頂鶴は渡り鳥ではなく、湿原に住み着いた鳥。
霧多布にも3組のつがいが子供を育てながら暮らしているそうです。
冬になると、えさを求めて釧路湿原にわたるようです。
霧多布湿原を守り後世に伝える活動を行っているのがNPO法人「霧多布湿原ナショナルトラスト」。
子供たちにこのすばらしい自然を残すために、
浜中町の若い人達が自然保護運動に取り組んでいます。
また、サントリー、セブンイレブン、キュピーや日新製粉、
ハーゲンダッツなどが企業協賛をしております。
主な活動は開発や汚染から水を守り、鹿の害から湿原を保護しています。
多くの方に霧多布の魅力を知っていただき、一度きていただければと
ペンションポーチの瓜田さんは語ってくれました。
釧路湿原の大きさにくらべて、ここはコンパクトに自然が楽しめる場所。
一度来ると病みつきなってしまう、そういう魅力があります。
湿原名物の「やちぼうず」の王様、奥に見えるのが女王だそうです。

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6月キューピーの相談役の方と日新製粉の会長さんが視察にこられたそうです。
瓜田さんのブログからお借りしました。
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by finestable | 2012-07-25 06:03

7.24 根室本線浜中駅


厚岸から海岸線は見えず、列車は林の中を走り無人駅の茶内、浜中となる。
浜中町の庁舎も病院も郵便局も町の機能は、霧多布にある。
何でもよその人が入ってくる鉄道の施設に海岸部の漁師たちが反対したという。
それで、丘に駅ができ浜中駅前には何もないことになってしまった。
列車に会わせて、霧多布行きのバスが運行されている。
病院へ行くおばあちゃんと、カミサんが友達になっていた。

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根室本線は単線運転、いつも電車が遅れる。
上りも下りも一本の線路の上を走ってるから仕方ない。厚岸でやっと待機用のホームがある。
観光客にはそういう旅も楽しい。別名「花咲線」情緒のある路線です。

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by finestable | 2012-07-24 05:59

7.23 こころ旅、道東をゆく

週末版のこころ旅を楽しみに、HDに録画している。
富良野から、釧路へ、そして中標津から野付半島までが先週の放送でした。
釧路の幣舞橋を渡ってロータリーの坂道を上るシーンには感激しました。
今週は、たぶんですが浜中、厚岸の昆布漁の模様が見れるはずとワクワクしています。
このブログの北海道旅行記も、そろそろ終わりです。
blogが道東に戻る前に、家内が行った小樽の景色をアップしておきます。
運河沿いには多くの観光客の方があふれております。
裕次郎記念館とか、観光名所がたくさんある小樽です。

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by finestable | 2012-07-23 06:09

7.22 天都山めぐり

網走で半日ほど時間ができたので天都山の観光コースへ。
天都山を少しあがり、吉村昭の「破獄」で読んだあの網走監獄を見学した。
近代的な刑務所は市内からバスで約5分ほど、天都山の下、堀に巡らされたところにある。
明治新政府の命令により、北のさいはてに送られた囚人たちは、
北の地の開拓に酷使された歴史があった。
「網走番外地」の石井輝男監督のお墓は、ここ網走の丘の上に故人の意志でたてられたそうだ。

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天都山の上にある北方民族博物館。約3万年前のマンモスの複製もある。
しっかりとした展示で、北方民族が世界に移動していった歴史を知ることができた。
アイヌもグリーンランドで生活する原住民もインディアンもみんな北方民族のながれらしい。
北海道のアイヌ民族は、白老、平取、静内、そして網走・摩周と部族があり、
それぞれが独立した文化圏を造っていたようだ。

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by finestable | 2012-07-22 07:28 | 風景