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Fine Stage

0425 ブラックバーン校長を見ていると



「花子とアン」は山梨の貧乏な小作の娘の生い立ちが刻々と綴られていって、
明治生まれの人の人生の過酷さに涙する。
花子が最初に出会った外国人、ブラックバーン校長は厳しくてそしてやさしい。
ブラックバーン校長を見ていると思い出す人がいる。
私の人生でデザインを教えていただいたMr.ハリスというアメリカ人。
デザイン学校生から引き抜いていただいて事務所に入れていただいた。
昭和40年代アメリカ大使館の仕事をしていた事務所は、外人ばかりで英語が公用語、
かかってくる電話はすべて外人で、英語をしゃべれない私は毎日が怖くて・・・
「good morning Mr Harris, i’m sorry to be late」
セクレタリーの女子に教えていただいた唯一の英会話、毎日がこれだった。
毎日、遅刻をしていて怒りと失望を買ってしまった・・・

人生何をやってもダメなときはあるようで、どうにもならないどん底の時期もあります。
ピカソにだって「青の時代」と呼ばれる画風の違うさまよえる時代があった。
新緑の緑は目に優しく心にゆとりを届けてくれていますか。
皆さんに良い週末がおとずれますように。ごきげんよう、さようなら。


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by finestable | 2014-04-25 05:55 | 一般