4.13 勝負師にならなければ勝てない
昨年の皐月賞は前日までの雨が残り、馬場が極端に悪かった。
レースが動いた3コーナーから
ディープブリランテやグランデッツァやワールドエースは
馬場の外へ外へとかなりのコースロスを強いられたことになった。
これを見ていたようにただ一頭、
内をついてきたのが内田のゴールドシップだった。
勝負に徹すればこそ、勝負師は自分の信念を持っていたのだ。
ゴールドシップをのぞいて皐月賞に出走していた有力馬のその後は、
ディープブリランテ 屈腱炎を発症 引退種牡馬に
グランデッツァ 左前脚屈腱炎を発症 全治は不明療養中
ワールドエース 左前脚屈腱炎を発症 全治は不明療養中
あの日の馬場は、苛酷なダメージを有力馬に与えてしまったらしい。